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天皇陛下と沖縄

天皇陛下と沖縄
日本会議事業センター/編
A5判・64頁

天皇皇后両陛下の沖縄への思い
大東亜戦争末期、県民を巻き込む激しい地上戦が行われ、甚大な被害を受けた沖縄は、戦後日本が独立を回復した後も、長らく米国の施政権下に置かれました。天皇陛下は、この苦難の歴史を歩んだ沖縄にひときわ強い御心を寄せ続けられています。
沖縄が復帰を果たした3年後、始めて沖縄の土を踏まれた陛下(当時、皇太子殿下)は、まず慰霊碑を巡拝されました。以来これまで8度に及んだ沖縄行幸啓を中心に、沖縄の人々との交流、沖縄伝統文化へのご理解、宮古島・石垣島へのご訪問、さらにはサイパン戦、ボリビア移住地における沖縄出身者に対するねぎらいなど、「復帰に努力した沖縄の人々に対する務め」とされています。

【主な内容】
写真でつづる沖縄行幸啓
復帰四十年、九度目の行幸啓を仰ぐ沖縄…日本会議沖縄県本部会長 中地昌平

沖縄県民の苦難を思い―今上天皇の沖縄ご訪問
1.最初の沖縄ご訪問―昭和五十年
「石ぐらい投げられても良い」/南部戦跡ご巡拝と火炎びん事件/沖縄独自の「琉歌」をお詠みに/沖縄愛楽園と「だんじよかれよし」の歌声
2.今帰仁の桜―昭和五十一年・五十八年
伊江島の戦いを偲ばれて
3.昭和天皇のご名代として―昭和六十二年・六十三年
念願の沖縄語訪問と突然のご病気/全国ご巡幸最後の地・沖縄/昭和天皇のお言葉をご代読/今上陛下に託された昭和天皇のご悲願
4.即位後早い機会に―平成五年
歴代天皇として初のご訪問/戦後初の提灯行列/皇后陛下の装いに込められた思い/戦場の跡
5.戦歿者と遺族に心を寄せられた戦後五十年「慰霊の旅」―平成七年
6.沖縄の文化に親しまれて―平成十六年
沖縄伝統文化の保全を喜ばれ/宮古島・石垣島ご訪問

【コラム】①豆記者との交流 ②昭和天皇、大正十年のご来県 ③明治・大正・昭和の皇室と沖縄 ④紀宮様のボリビアご訪問 ⑤疎開児の命いだきて-「対馬丸」の遭難 ⑥昭和天皇と豆記者
沖縄について詠まれた御製・御歌/沖縄に関する皇族方の歌会始における御歌
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